お店を再開した理由

虎ノ門のお店を閉め、富山でお店を再開した理由。

 

物心ついた時から一緒に暮らしてい祖母は私にとって2人目の母のような存在でした。

いつも応援してくれ私のワッフルもとても気に入ってくれていました。

病を患い、物があまり食べれなくなってきた祖母に、少しでもカロリーの高いものをと思い祖母の大好きなワッフルん送りました。

 

病床の中から自分の携帯電話で電話をかけてきてくれて『ワッフル美味しかったわよ』と言ってくれました。

それが祖母との最後の会話でした。

そして、会話の後に母から祖母がワッフルを口にしている写真が送られてきました。

 

祖母を見送ることが出来たものの、虎ノ門でも一人でお店をしていた為、なかなか帰ることが出来ずお店をやっていた事を悔やみ辞めようと思いましたが、そんな時に虎ノ門のお客様からご予約のお問い合わせを頂き、待っていてくださる方がいる、お店をやっている意味がある、そう思うことが出来、継続することが出来ました。

 

そんな祖母の大好きだったワッフルを無くしたくないというのが再開の理由です。

その想いが一番の原動力となり、富山にて(無謀だったかもしれませんが、、)お店を再開することにしました。

 

まだまだ発展途上のお店ではありますが、日々お客様に支えられてお店を続けることが出来ております。

日々皆様への感謝の気持ちを忘れずに、祖母の大好きだったワッフルをこれからも焼き続けたいと思います。